1. HOME
  2. ブログ
  3. ロシアから海底ケーブルで格安の電気を運んでくる可能性

ロシアから海底ケーブルで格安の電気を運んでくる可能性

Facebook にシェア
Pocket

ロシアから海底ケーブルで格安の電気を運んでくる可能性
日経新聞の電子版に記事が出ていました。
ロシア側がソフトバンクの孫社長にアプローチしているとのこと
うまくいけば2016年にもkwh10円を切るというガスよりも
安く、最も安い石炭に匹敵する単価で電気を運んでこれるかもしれないようです。
まずは原発1基分の100万kwを考えているとのことでしたが、それだけでも
凄いことです。日本にガスを輸入してくる場合、パイプラインがないのでどうしても
液化する必要があります。このときのエネルギーロスだけでも20%くらいあると
言われています。それにプラスしてタンカーで運んで来なければならない。さらに
日本のガスの価格は石油価格に連動しているので、シェールガス革命で世界の
ガス価格が安くなってもあまりメリットがないようです。
そんな中でロシアの安いガスで現地で格安に発電した電気を電線にて運んで
くることができれば、夢の様な話です。
孫さんは「アジアスーパーグリッド構想」というのを持っていて
将来的には中国や韓国ともケーブルをつないで、リスクヘッジもすることを
考えています。孫さんの動きを見ているとなんとも強烈なリスクを取っていく
強烈なリスクテイカーに見えますが、決してそうではないようです。
孫さんの言葉に「成功確率が7割まできたら、3割のリスクがあっても挑戦する」
といったような言葉がありました。リスクとスピード感の折り合うところが
このあたりだということでしょう。
しかし、同時に孫さんがチャレンジするときには
「六重、七重にも及ぶリスクヘッジをきちんと確保しておく」
とのことです。それがない挑戦は無謀でしかないと・・・。
この言葉は孫さんの弟さんがテレビで「兄から言われた」というのを
最近知りました。それを聞くと、最近のスプリントの買収やイー・モバイルの買収も
全然違うことのように見えて来ました。
たったひとりからはじめたソフトバンクが、今や国の電話会社であったNTTの株式時価総額を
抜きました。これからの電力改革においても孫社長の影響力ははかりしれないものがあると
思います。しかも、こういう方が原発の危険性をきちんと理解しているということは
なにより心強いところです。

関連記事

著書紹介

過去の記事