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足元が寒く感じる理由(2)

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足元が寒く感じる理由(2)
ちょっと前に「冷点」の観点から足元が寒く感じる理由を延べました。
あれはあれで間違っていないと思うのですが、さらに深く調べていく中で
新たにわかったことがあるのでお伝えしておこうと思います。
いろんな論文を読んでみると、前回とは別の論文においても
冬は最も寒く感じるところ(ふくらはぎのあたり)、夏は最も暑く感じるところ(額)
における寒さと暑さが全体の温冷感に大きな影響を及ぼすという結果が見られます。
いずれも数百名レベルの実験とアンケートの結果なので信ぴょう性は高いと思います。
なお、ISOによる床温度の満足度が最も高いポイントは24℃と書きました。
これはこれで間違いないのですが、やはり靴の文化西洋の基準であり、
日本人だけによる実測調査によると26℃が中立温度すなわち暑くも寒くも
感じない温度のようです。(足裏で感じる床温度)
これに対し、最も暑さを感じやすい額においては22℃というのが中立温度だと
いうことです。(日本人においての実験)
様々な論文等で「頭と足で3℃程度の差がある」というのをよく目にして来ましたが
先日の紹介のように実際に頭20℃と床17℃で3℃差があるだけでも不快に感じます。
さらに中立温度からの乖離という観点で見ると
頭:20-22=-2℃(中立温度より2℃低い)
足:17-26=-9℃(中立温度より7℃低い)となり
中立温度からの差という観点でみると足元の方が5℃も低く感じている結果と
なります。
なお、実際には冬場26℃になるまで床を暖める必要は全くありません。
22℃も出ていればほとんどの御施主様が大満足という感じになります。
このくらいの温度であれば無垢のフローリングであっても反り等の問題は
全くありません。
このために床下に暖気を流しているわけですが、この方式を取ると
低い温度でも暖かく感じてもらうことが容易となるため、自ずと暖房の設定温度が
低めになります。その結果光熱費は安くなるし、省エネにもなる。湿度の観点でも
室温を低めにできるのでちょっとだけ加湿するだけでも快適になる。といったメリットが
たくさん出てきます。
改めてですが、床下暖房の効果は非常に大きいです。

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