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がらにもなく江原啓之の住宅本を読んでみたらこれが案外まともでした。

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がらにもなく江原啓之の住宅本を読んでみたらこれが案外まともでした。
もう数ヶ月前になりますが、日経新聞で
スピリチュアルで有名な江原啓之さんが
「自分の家をパワースポットに帰る最強のルール46」
という本の広告を出していました。
非科学的なことは信用しない性格ですが
一方で「今の科学が追いついていないからわからないだけ」
という偉大な物理学者ミチオ・カクさんのご意見もあります。
私も確実に否定できないかぎり、絶対にないということはあまり言わない
ようにしています。
(それでも家相と風水に関しては統計的に幸福となんら関係がないという
データを信じています)
「彼が住宅についていったいどんなことを書くのだろう??」
単純に好奇心に火がついたので買って読んでみました。
下記にまとめます。
・家は虚栄をはるための道具ではなく、精神的な豊かさを培うための器であることを忘れてはいけない
・業者に対して値切るのは得策ではない。家に愛を注ぐことが出来ない人は愛を注げばかえってくるという
愛の法則により失敗します。
・家相を気にする人が目立ちますが、家相というのは江戸時代に入り、庶民が家をもつようになったときに
生活の知恵から生まれた発想。
・北枕のほうが良い(ドイツの建築生態学でもそう言われている、地球の磁力線と平行だからと言われています)
・家相で北枕を良しとしないのは密閉性の高いサッシ窓の現代とは違い、冬に隙間風が入って来やすかった
ため。特に寒さが強い方向に頭を向けると風邪をひきやすいということから考えられた。
・鬼門(北東)にトイレを作ってはいきえないというのは昔は汲み取り式であったため、避けていたのでしょう。
このように現代生活に当てはまらないものが数多く含まれているのです。
・迷信に囚われすぎてがんじがらめになることは避けなければなりません。
・なんといっても家に適している建材は木、フローリングも無垢の床がベスト
・子供部屋はリビングを通ってから行けるような場所に配置すべし
・キッチンに腐ったものを放置する、食器を洗うスポンジが汚れている、まな板にカビが生えていたり
手ぬぐいやタオルが悪臭を放っていたりするのは家の崩壊の第一歩。なぜなら家族の愛を考え、清潔を
心がけようという主婦の愛の念こそが、家族の心を支えるから
(同様に、トイレ、庭等が汚れていたり、荒れていたりすることも戒めてます)
・一番長くすごすところを日当たり良く、風通しが良い所に配置する
・片付けができない人は人生も片付けられない
等々でした。
いかがでしょうか??
至極当たり前のことを書いてあると思いました。清潔に、おもいやりを持って過ごすことが大事であって
科学や工学に反することもなんらありません。家相、風水中毒になって上記の法則に反する家を建てようと
する人に読ませてあげたいとさえ思う内容でした。
ご参考まで・・・・

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