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太陽光にまつわる数字を感覚として身に付ける!

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今日は午前中、以前から依頼があったガラス新聞社さんが取材に
来られました。半年ほど前に品川プリンスホテルで板ガラス協会で
講演したのを聞きに来てくださっていたそうで、編集長自ら来てくださいました。
先日のリフォーム産業新聞さんもそうでしたが、編集長自ら来られるとこちらも
気合が入ります。
今日は、太陽光にまつわる数字が感覚として身につくような
話をしたいと思います。
まず、一番最初ですが、よく「4kw設置」とかいいますが
これはなんのことか分かっている人からして少ないのではないかと思います。
これはパネルに完璧に太陽光があたったときに1時間に4kwh発電することが
できることを示しています。南向きで5寸程度の最適に近い状態の屋根の場合
12時頃が1時間あたりの発電量は最も多くなります。そのときでも発電量は
せいぜい3kwhいけばいいほうだと思います。
ちなみに1日の発電量は日の出から日の入りまで釣鐘型(偏差値の分布のような曲線)
を描きますが、その総合計は釣鐘型の内部の面積となります。このピークの高さは良くても
3kwくらいです。
1日の合計発電量の目安はおおよそ4kw×3=12kwhで計算できます。
(3に意味はありません)
ちなみに平均的な一般家庭は1日10kwh使うと言われているので
「できれば4kw」と言われる理由はここにあります。
1年の発電量ですが12kwh×365日=4380kwhとなりますが、
これはちょっと多いと思います。
ざくっとですが、1kwあたり1000kwh/年と覚えておいて
4kの場合4000kwh/年と考える方が実際に近いです。
この4000kwhに3.6をかけると14400MJ
1000で割って14.4GJとなります。
しかしこの数字は二次エネルギーと同等の扱いとなります。
もしこのエネルギーを電力会社から得ようとすると
1次エネルギー換算係数である2.7をかける必要があります。
そうすると、38.88GJとなります。
ものすごくラフに考えるなら1次エネルギー削減量は
1kwあたり10GJ相当削減できると考えて差し支えないでしょう。
これだけわかっていれば、太陽光の設計を行うとき、お客様に説明
する際に困ることはほとんどないかと思います。

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