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「脳はなぜ「心」を作ったのか」はものすごい名著でした!!

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「脳はなぜ「心」を作ったのか」はものすごい名著でした!!
今日は朝一の西宮の現場に始まり、神戸市西区の現場
姫路市大津区の現場、同じく姫路市田寺東の現場を回ってから
事務所に戻り、そこから数年前に設計したT様のお母様宅のファーストプレゼンと
いうハードスケジュールな1日でした。
しかも、木曜も契約、引渡を含む3件の打ち合わせ
金曜も2件の打ち合わせ
明日も1件契約とこの4日間で11件の現場及び打ち合わせをすることになります。
フィリピン渡航直前のラッシュと言う感じです。
そんなバタバタの中ですが、最近読んだ本の中で本当に心から腑に落ちた本があったので
ご紹介したいと思います。
前野隆司さんという慶応大学の教授で現在は日本人で「幸福学」という比較的新しい
学問をやっている先生の中ではトップクラスの先生です。
最初この方を知ったのはNHKの幸福学白熱教室で日本人解説者として出演されていたことが
きっかけでした。それで著作を検索してみると
幸せのメカニズム 実践・幸福学入門 (講談社現代新書)
という本を見つけました。テレビでやっていた内容をまとめたような本でしたが、これはこれでいい内容でした。
しかし、「普通にいい」と思うくらいでそれほど劇的に良いという感じは受けませんでした。
その本を読んでいる中で「詳しくは拙著「脳はなぜ心を作ったのか」を読んでください」
というのがあったので、この本に出会うことができた次第です。
この本は2004年に書かれた本なのでもう10年も前の本になります。
「脳科学」は最近急速に発展している分野ではありますが、脳科学の本を読んでもこの本ほど
「ストン」と腑に落ちた本には出会ったことがありませんでした。
脳科学といえば茂木健一郎さんですが、この本の中で前野さんは茂木さんのことを批判している
くだりがあります。ところが、茂木さんは著作の中で前野さんのこの本のことを「名著」だと
絶賛しているのです。この関係性だけでも十分に面白いです。
この本を読むと今までどんな哲学、宗教、脳科学の本を読んでもわからなかった
<私>とはなにか?
<私>は何のために存在するのか?
指を動かしたあとで脳は「指を動かせ」という指示を出している。(世界中で認められている事実)
脳には無意識という小人がたくさんいる。この小人こそが主役
動物は心をもつか(心を持つと言えるのは哺乳類と鳥類だけと推測される)
臨死体験の真相
等々が書かれています。おそらくこの紹介文だけでは何のことかわからないと思いますが
本当に面白いですし、図解も多く、例えも非常に上手なので非常にわかりやすい本です。
ぜひ読んでみることをおすすめします。なお、もうすぐ読み終わる本でこれまた非常に面白い本があります。
そちらも近日中にご紹介したいと思います。

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