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日本人は世界でもダントツに権威が嫌いな国民だそうです。

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今日はホントに驚かされました。
パッシブハウスジャパンの理事でもある飯田哲也さんが
山口県知事に立候補するとの報道が流れたからです。
選挙は結果が出るまで分かりませんが、頑張って欲しいと思います。
だからというわけではありませんが、最近読んだ本でこれまた
非常に面白かったのが橘玲さんの「(日本人)」です。
(かっこにほんじんと読みます)
私は個人的に大ファンなので著作はほぼすべて読んでいます。
この本を読んでいくと、我々日本人が一般的に思い描いている
「日本人らしさ」というのが、別に日本人じゃなくても世界中で
見られる特性である場合が多いということに気付かされます。
逆にかなり意外なことにも気付かされます。
・世界中で最も権威がきらい
・超合理主義
などがそうです。
権威がきらいというのはなんとなく理解しやすいかと思いますが、
その度合が2位を大きく引き離して圧倒的に日本人の特質となっています。
これには驚かされました。
次の超合理主義というのは逆にかなり意外なんではないかとおもいます。
一般的に合理的といわれるのは欧米的というイメージがあります。
確かに欧米諸国も合理的なんですが、大半の国よりも日本の
方が多少ではありますが、合理的な考え方をするとの結果が
出ています。
他にも橋下市長が人気が出る理由、
正義感の4分類である
リベラル、功利主義、リバタリアン、コミュニタリアン
の解説等々
政治、経済、心理学、宗教、歴史等あらゆる分野のデータをまとめあげた
非常によくまとまっている上に、わかりやすく、満足のいく内容でした。
サンデル教授の白熱教室では最終的に絶対正しいという答えは出ません。
その理由は最終的に正義の価値観が人によって大まかには上記の4つに
分かれるからとも言われています。
私はリバタリアン、もしくはネオリベラルだと思っていますが、皆さんは
自分がどこに属するのか理解されているでしょうか?
理解していないようであれば、この本は読んでおいて損はないと思います。

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