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格安のハニカム構造ブラインドの性能が超凄いです!

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今日は朝から姫路の敷地を見に行った後、同じく姫路で
耐震補強を考えている住宅を見に伺いました。
そのあとは事務所に戻りましたが、新しい仕事が次々と
舞い込んできているこの数日間の流れから、バタバタの
デスクワークとなってしまいました。
今日は以前紹介した格安のハニカム構造ブラインドの驚異的な試験結果が出たので
お伝えしたいと思います。ちなみにこの値は建材試験センターで実施した試験データを
基に算出されています。
熱貫流率U値が
3.49のサッシ(樹脂アルミサッシに普通ペアガラス)なら1.61(1.71)に、
2.91のサッシ(樹脂アルミサッシにLow-Eペアガラス)なら1.47(1.55)に
2.33のサッシ(樹脂サッシにLow-Eペアガラス)なら1.31(1.37)に
なるそうです!
()内の数字はオリジナルの元祖ハニカムサーモスクリーンの断熱レール
仕様のデータですから、レールがない状態でそれを上回る性能が出ていると
いうことは本当に驚異的です。これは使われている紙そのものの断熱性能が
高いことによるようです。レール付き商品は意匠的にもイマイチだったこともあるので
なしで今まで以上に良い性能がでれば言うことありません。
今最も普及している3.49のサッシを使っている次世代省エネ基準
でQ値2.7程度の家であれば、このスクリーンを使うだけQ値を0.4程度
向上させることができます。しかもそれを普通にカーテンをつけるのと
ほぼ同じ価格で実現できるわけですから、カーテンをこれで代用すると
いうことであれば(それで全く問題ありません)事実上追加費用ゼロ
でかなり大幅な断熱性能の向上が図れるわけです。
これは本当にものすごいことです。価格破壊もいいところですし、
コストパフォーマンスの観点から見てもいかなる方法も太刀打ちできません。
今後の当社の住宅はこれを絶対推奨として進めていきます。
太陽光発電よりも細やかな節電よりもまずこれをつけるのが最も
経済的ですし、省エネです。
ということで事務所の窓も全てこれをつけました。
幅8m近く、高さ1.5mのシングルガラスの巨大な窓が
あったのでコールドドラフトがひどかったのですが、今年の
冬が楽しみです。

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