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大半の住宅メーカーの断熱性は驚くほど低い。

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今日は高校時代の同級生であるM君宅の契約を行いました。
また一人加古川に根を下ろす友人が増えました。いいことです。
最近、住宅メーカーの断熱仕様を目にする機会が重なり感じたのが
大半の大手住宅メーカーの断熱性が驚くほど低いということです。
正直、私がメーカーに勤めていたころ(13年前)からほんの少ししか
進歩していない印象です。(ただし、一条工務店と、スウェーデンハウスは
除きます。この2社の断熱性は飛び抜けています)
型式認定というものでとりあえずは次世代省エネの認定は取っていますが、
ほとんどのメーカーが35坪以下といったようなQ値的に不利に出るような
建物で個別に計算したら余裕で2.7を下回りそうです。
中には外壁の断熱材が10kのグラスウール(高性能ではない)80mm
といったメーカーまで存在します・・・。しかも超一流メーカーです。
なぜこんなことが続いているのか?
それは簡単なことで図体が大きいが故に工場のラインを簡単に変える
ことができないからです。躯体性能が悪いのはわかっている。でも
簡単には変えられない。しかし省エネ化は進めなければならない。
どうしよう・・・??
そこで解決策としてでてくるのが太陽光発電や、エネファーム、蓄電池等の
設備に頼ったスマートハウスです。
前にも同じようなことを書いた気がしますが、こんな理由から出てきたスマートハウスの
いったいどこがスマートなんでしょう。
例えるなら寒い冬に半袖短パンでカイロを大量に持ち歩くようなものです。
しかもそのカイロはマイコン制御になっている・・・。
お金はかかるし、暖かいのか寒いのかよくわからんし、何より常識で考えれば
ありえない行動です。もし街中でそんなことをしている人がいたら
頭がおかしいとしか考えられないはずです。
そんな頭のおかしいことを平然とやっているのが外皮性能を向上させる前に
設備に走っているスマートハウスです。まずは外皮性能を向上させれば
費用対効果も高く、余計な設備に数百万も使わせる必要はなくなります。
あと数年は設備でごまかすこの方式が通用するかもしれませんが、基準が
高くなり、世間の要望水準も高くなってくるとどこかの時点でメーカーも
改革しなければならない時期が来ます。
個人的には5年以内にそういう時期が来るのではないかと予想しています。

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