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カナダ視察「建築編」

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3月3日
カナダ視察「建築編」
・プレカットは屋根トラスくらいで基本的には現場加工
・南信仰はない。ただ、眺め信仰は強い
・キッチンは非常に広い。ボッシュ等のステンレス仕上げの冷蔵庫、食洗機、レンジ等が多い。これらの製品は非常におすすめ!!
・全く同じデザインの洗濯機と乾燥機をセットで置いているのが一般的
・バルコニー支柱にはACQが使われている。
・カナダではビルディングサイエンス(建築科学)
ドイツではビルディングフィジックス(建築物理)
日本にはそのような概念は存在せず、実質的にはビルディングエンジニアリング
(建築工学)として扱われている。その中には雨仕舞や内部結露、断熱性を担保するような専門家、企業が実質的に存在しないという問題を抱えている
・基本的に住宅、ビルともに足場は使わずに施工する。
・シーリングは打たない、頼らない。
・ウェアハウザー社は世界一 6時間✕4交代制で動かしている
・6階建てまでは90%以上が木造、鉄骨はほとんどない。RC造よりも安い
・地震がないのでRC造には梁がないスラブ構造
・設計フィーは意匠が7%、トータルで15%くらい
・各分野の設計者は対等である
構造、エンベロープ、電気、設備、衛生設備、土質
・設計料は時間給でジュニアと呼ばれる初級者でも時給120ドル
・強烈に森林循環政策を推奨している。90年前の時点で既に木造7階建てというのを実現し、現在も実際に使われている。年に6億本の植林が行われている。
・SPFとは混有林から伐採されたものである。分別するより安く上がる。また性質が似ていることから混ざったまま流通させている

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