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カナダ視察「総括」

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3月3日
カナダ視察「総括」
今回、訪れて感じたことは「幸福度ランキングはやはり結構当たっている」ということでした。ヨーロッパには何度も行っているので最近、新たな感動というのは行き始めた頃ほど感じることが少なくなっていました。(それでも毎回新たな発見があり、凄いなとは思うのですが)
今回は北米がはじめてであったこともあり、何もかもがはじめてでした。また極めて短い時間ではありましたが、アメリカ、カナダの両国、また東海岸と西海岸の両方を回ったことによって、同時に比較しやすくはありました。白人の方が「アジア」といって中国、韓国、日本をひとまとめに仮にみなしているとすれば、それぞれの国民は「ぜんぜん違う!!」と激しく主張すると思います。それと同様のことがアメリカとカナダという隣国同士において強く感じました。街並み、人柄、受ける印象が全く違いました。個人的にはカナダという国が、中欧から北欧にかけてのエリアに匹敵するくらい気に入りました。
もうひとつ、強く印象に残ったことは、こういう極めて魅力的なエリアを中国人富裕層は決して見逃していないということ、それとそういうエリアの地価を世界的に吊り上げるだけの資金力と影響力を持っているということでした。
バブル時代の日本もアメリカでロックフェラーセンターを購入するまで羽振りが良かったわけですが、まさに今の中国がそういう状況にあるようです。個人的にも専門家の間でも15年くらい前から「いつかはバブルがはじける」と言われ続けています。しかし、バンクーバーを見る限りそういう雰囲気は全く感じられませんでした。そう考えると、ある程度買いに来ているとはいえ、日本の土地がまだバンクーバーほど買い占められないということはそれだけ彼らにとって将来性と魅力に欠けるということなのかと思いました。
今回はカナダでのアテンドをカナダ在住48年というkimi伊藤さんにお世話になりました。現地にて建築士として70を超えた今も5人の社員を雇う社長として現役でご活躍されている日本人です。本当に素晴らしい方で、お話しているとどんどん引き込まれます。その彼が何度も繰り返しいうことが「教育が全てだ」ということでした。カナダのあれだけの素晴らしい雰囲気は素晴らしい教育ありきであるということ。それが今回実は一番の収穫であったような気がしています。これは幸福度が高い国に共通していることで中欧から北欧にかけても感じることでした。
今度は家族で必ずまたバンクーバーにじっくりとやって来ようと思います。Kimi伊藤さんにも約束したことですし。。。
それと、一緒にツアーに参加したKさんがメルボルンに1年間留学していた頃の話をたくさん教えてくれました。その話を聴いていてもバンクーバーに通じるところがたくさんありました。ちょうど工務店の社長仲間と「メルボルンに行こう!!」と先日盛り上がっていたところだったので、こちらも次に行ってみたい優先候補地として改めてランクアップしました。
幸福度の高い国、及びエリアというのは必ずたくさんの勉強すべき点、感動することがあるからやめられません。

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