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無手の設計者が作る図面は奇想天外なものが結構ある

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工務店さんに設計指導をしていると「えっ!?なんでこうなるの?」という驚愕の図面を見ることが時々あります。その場合に多いのが「大工あがりなんです」「きちんと設計の勉強、修行をしたことがないんです」「見様見真似でやってきました」といった返答です。

大学で建築学科を出ても正直木造住宅に関してはたいした知識はつきません。ただ、きれいなデザインに触れる機会だけはたくさんあったと思います。よって目は肥えたと感じています。

私の場合、ちゃんとした設計士が多数いた大手住宅メーカーに始まり組織設計事務所、木造専門の工務店での設計と設計一筋で修行を重ねてきました。その中でたくさんの指導を仰ぐ機会に恵まれました。その指導を仰ぐ中で住宅設計の「型」のようなものを各社で身につけることが出来たように思います。

どの業界でも守破離というものがありますね。上達していく過程でこれほど効率的な能力アップ法はないのではないかと思っています。ところが、最初に守(型)がない人というのは常識的には考えられないような無茶苦茶をやってしまいがちです。料理でいうなら味噌汁にソースをかけるみたいな感じです。。。

そのような方はたいてい設計料というのは一円もとってない場合が大半です。しかしながら、それはそのとおりでとてもお金を取れるようなレベルの仕事はしていません。もちろん作業はしています。

このような状況を見て個人的に「無手は恐ろしいな」と感じるようになりました。型がないことを「無手」と呼んで来ましたが、正確には無手勝流というそうです。

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