日本の林業にも「フォレスター」(森林管理官)が導入されます!
今日は今年最後の上棟式を行いました。リビングだけで18帖相当、総吹き抜けの圧倒的に大きな
空間の住宅です。今まで100棟くらいの家を設計しましたが、その中でリビングの容積は最大だと
思います。現場に入ってみると、その広さ感覚に設計した張本人の私ですら驚かされる始末でした。
世間でいう豪邸ではこういう空間はよく見かけます。しかし、この家はそういった家とは一線を画します。
一般的にある豪邸ではこのような空間は過ごせないほど寒く、見た目の豪華さとは裏腹に非常に貧しい
室内環境となる。もしくは快適性を維持するには、月に新入社員の初任給に匹敵する光熱費がかかったり
する家のどちらかです。
この家はこれだけ大きな空間を快適性と省エネはもちろんのこと、10kwという太陽光発電で
非常に大きな収入とともに共存させることができます。そういう意味では日本で初めてのタイプの
豪邸に該当すると思っています。
そんな充実した1日でしたが、家に帰って日経新聞の夕刊を見ていると一面に素晴らしい記事を発見!
「林業振興へ新資格 林野庁 地域のリーダー役認定」の文字が・・・
しかもその名はドイツと同じく「フォレスター」とするそうです。
ドイツではフォレスターがいることで森林が国民の多くに重要なものであるという意識が
行き渡ると同時に、有効活用も進んでいます。今回の件は制度も素晴らしいですが、
ネーミングも素晴らしいと思います。
下記のサイトにドイツのフォレスターについての説明がなされています。興味のある方は
ぜひ御覧ください。
http://www.mu-academy.jp/daigaku/kogi-hokoku.aspx?kamoku=000087