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主要4社のエアコンを分析、効率よい製品を選ぶには④

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費用対効果が高いエアコンを使いこなす
前々回「どっちがお得?エアコンの連続運転 vs 間欠運転」では、高断熱住宅にて連続運転する場合としない場合でのエネルギー消費量を比較しました。高断熱住宅において連続運転する場合、計算に基づいて適正なエアコンを選定することが可能になります。その結果、台数、容量ともにかなり落とせることによるイニシャルコストの節約、暖冷房費の節約ができます。さらには、平均利用年数が13年と言われるエアコンを13年ごとに更新する費用も大幅に節約できます。
エアコンという暖房、冷房、除湿の3機能をそれぞれ最も安いランニングコストで実現できるのがエアコンです。3機能を兼ねていることも考えるとやはりエアコンの費用対効果というのは他の冷房機器、暖房機器、除湿機器に比べて圧倒的に優位なわけです。これをいかに上手に使いこなせる住宅を設計するか?そしてその住宅に適切なエアコンをいかに選定するか?
非常に簡単に見えますが、手引書があるわけでもなく、実務者、エアコンメーカーの担当者の両方がよく分かっていないというのが実態です。全国各地に点在している少数の非常に勉強熱心な工務店だけがこのあたりの勘所をつかんでいるというのが現状です。

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