今朝の日経新聞に
「巨大台風、上陸4倍」との見出しで記事が出ていました。
私はいつも講演のときに、海洋研究開発機構が出している
スーパーコンピューターによるシミュレーションの結果
「台風の回数は減るが、強度は強くなっていく」というのを
いつも話していました。
それを裏付ける形で今日の記事も出ていたわけです。
今回の内容は風速が70m近いスーパー台風なるものが
60~70年後には現在の4倍に増えるとの予想。
厳密にスーパー台風とは風速67mを超えるものを指すようですが
日本に上陸したのは5000人の死者、行方不明者を出した伊勢湾台風
など3個しかないとのこと。
原因は温暖化の結果、海からの水蒸気が増えて台風が発生しやすく
なることが原因のようです。
風速67mが来たら、かなり頑丈に住宅を作っていてもどこにも損傷を受けずに
いるのは難しいと思います。
地震の活動期は2045年まで続くと言われていますが、それが終わったら今度は
台風が強烈になっていく・・・。日本という国は自然と戦わなくては暮らしていけない国に
近づいているようです。