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茂木健一郎さんと直接お話しすることができました!

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茂木健一郎さんと直接お話しすることができました!
今日は娘の学校で顧問をしてくださっている茂木健一郎さんの講演会が
ありました。講演は昼からでしたが、朝一に娘と海水浴
その後9時半から会社で一本打ち合わせがあったので、結構バタバタでした。
以前にも一度話を聞いたことがあったのですが、テレビに出ているときとは
違って話のタガが外れます。本音がバンバン出てくるので、テレビに出ている
ときより桁違いに面白いのです。
でもって、本当に頭の良さがビシビシ伝わってきます。講演を聞いていて
聞いている一人ひとりが楽しみながらも緊張感を持たされる講演というのは
他に体験したことがありません。
自分も講演することが多いので、会場を巻き込む方法も非常に参考になりました。
最後に質問の時間があったので聞いてみたいことを2つ聞いてみました。
ひとつはフェルミ推定と幼少期の遊びの関係について。
フェルミ推定は前にも一度紹介しましたのでそちらを御覧ください。
http://matsuosekkei.blog85.fc2.com/blog-entry-307.html
要するに答えのない問題に対して、いかに筋道建てて対策を考えていくかという能力を
指すわけですが、これが出来る人が「仕事ができる」であったり学問でも成果を上げるわけです。
前から思っていたのですが、これができる人は幼少期に遊びに没頭する経験があるような
気がしていました。で、そのことを聞いてみました。
そうすると、答えはこうでした。
「ゲームレベルでは没頭といっても、微妙です。もっと複雑で難易度が高いことに没頭して取り組むことは非常に重要です。そうすることでGファクターと呼ばれる部位が成長します」
とのことでした。
そしてもうひとつの質問
これは脳科学者の茂木さんにうってつけの質問です。
「私はレイ・カーツワイルの大ファンでシンギュラリティについてよく考えるのですが
バラ色の未来と暗黒の未来の両方を予測する人に割れています。茂木さんとしてはどうお考えですか」と聞いてみました。
ちなみにレイ・カーツワイルに関しても以前書きました。
http://matsuosekkei.blog85.fc2.com/blog-entry-2145.html
端的に言うとシンギュラリティーとは2045年にパソコンの能力が人間の能力を超え、
すべての情報が集約され、多言語間の完全翻訳はもちろんのこと、創造性、センスといった人間にしか出来ないと思われているようなことさえすべて人工知能がやりきってしまうようになる事態を指します。
茂木さんほどの人がどう答えられるか興味津々でしたが答えはこうでした。
「シンギュラリティは確実に来るでしょう。そして私は軍事兵器とAIの結びつきを非常に心配しています。
近い将来人工知能が兵器に装着されるようになるでしょうが、それが自らの意思で動くようになったりすることを考えると非常に危ないものを感じます」
とのことでした。
まさに、今こういうことを危惧する本が発売されたばかりで、これから読もうとしていたところです。
「人口知能 人類最悪にして最後の発明」
http://www.amazon.co.jp/%E4%BA%BA%E5%B7%A5%E7%9F%A5%E8%83%BD-%E4%BA%BA%E9%A1%9E%E6%9C%80%E6%82%AA%E3%81%AB%E3%81%97%E3%81%A6%E6%9C%80%E5%BE%8C%E3%81%AE%E7%99%BA%E6%98%8E-%E3%82%B8%E3%82%A7%E3%82%A4%E3%83%A0%E3%82%BA%E3%83%BB%E3%83%90%E3%83%A9%E3%83%83%E3%83%88/dp/4478065756
この本もまた読み終わったら、感想を書きたいと思います。
ということで、非常に刺激の多い1日でした。
最後に記念写真を撮ってもらいました。
茂木さんらしいお茶目なポーズでした!!
茂木健一郎さんと直接お話しすることができました!

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