今日は久々になかなか遅々として進みにくいエコ村のI邸の打合せを
行いました。打合せも久々でしたが、スイスからレネさんも来られての打合せも
久しぶりでした。
このプロジェクト、始まってから足掛け3年になります。
海外とのやりとりをしながら日本の施工事情や法律にあわせていく
ということの大変さを嫌というほどに味わっています。なにかひとつ乗り越えたら
また次の難題が襲いかかってくる・・・。七転び八起きとはまさにこのプロジェクトの
ためにあるようにすら思えます。
しかし、本当に7重くらいにぶち当たってきた最後の壁がいよいよ降りようと
しています。今度こそいよいよ着工できそうです。
私はパッシブハウスジャパンの理事ですが、なんの因果かスペインで
パッシブハウス基準と同等かそれ以上のミネルギーPエコ認定という
最強の認定を日本で初めて取れそうです。
森さんの鎌倉パッシブハウスではありませんが、スイス側の意向もあり、
完成したら広くお披露目することになるかと思いますが、いよいよその着工が
見えてきました。
誰の格言か忘れましたが「成功する秘訣は成功するまであきらめないことだ」
というのがあったと思います。
それとは別に私が好きなドリカムの曲で「何度でも」というのがありますが
その歌詞に
「1万回駄目でへとへとになっても、1万1回目はなにか叶うかもしれない」というのが
あります。
そこまでたいそうではありませんでしたが、それでもここまで来るにはレネさん、
スイス連邦工科大学のヨークさん、後藤さん。そしてなにより根気強く待って下さった
施主のIさんの頑張りが大きいです。
これからいよいよ着工へのカウントダウンがはじまります。今から非常に楽しみです。