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アンケートの結果、住宅メーカー住宅の74%が等級3だそうです。

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今朝の日経新聞に出ていました。
住宅みちしるべの太田さんによると
ホームページで耐震等級3を名言している住宅メーカーは6社しかありません。
しかもその6社も条件付きの場合が多いのが実態です。
後のメーカーにおいては実際のところプランによるというところが大きいようです。
当社においても新築物件はすべて耐震等級3で設計させていただいていますが、
数ある住宅メーカーのうち6社しか名言していなかったので
74%も対応しているという結果は意外でした。
私が、耐震等級3にこだわるのには理由があります。
御施主様にはいつもお話していますが、まずひとつは阪神大震災の
あと、現地調査でたくさんの被害建物を見てきたこと。
次に、2009年に三木市にある実物耐震実験施設で耐震等級2の
建物が阪神大震災相当の揺れで倒壊してしまったこと
最後が、2045年頃までは地震の活動期であり、南海トラフを
震源とする大地震がいつきてもおかしくなさそうなこと
これらが大きな理由です。
それにプラスして、2,3000万の住宅でも等級2に比べて20万追加になるか
どうかというわずかなコスト差。
そして、私自身たくさんの住宅を手がけている社長としてのリスクヘッジも
兼ねています。
これからの時代、「中小企業がつくる戸建住宅だから性能の部分は曖昧でも良い」
という御施主様は確実に減っていくと思います。
高額なものを売る商売ですから、こちら側もきちんとしたエンジニアリングに基づく
説明ができるようにしておく必要があると思います。

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