2017年12月5日 ·
NHK ONLINE
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昨晩のクローズアップ現代。たまに講演で話しているように今中国は原発増産を事実上ストップし、太陽光発電と風力発電に急速にシフトしています。逆に日本では東北電力をはじめとする大手既存電力会社が「容量がいっぱい!」と接続拒否が発生している最悪の状況。
この状況に疑問をもった風力発電の第一人者でもあり、いつもお世話になっている京都大学の安田特任教授が自ら計算した結果を公開されていました。それによると東北電力の計算は原発が全て復活することを前提として計算されており、実際には現状で5~20%程度しか使われていないということ。
番組では言われてませんでしたが、先生はこれを「行列ができるガラガラの蕎麦屋」と評されておりまったくそのとおりだと思いました。これがどれほど愚かしいことなのか日本人全体でよく考えなければなりません。前にも言いましたが、たった5日でなくなる1隻分のLNGタンカーのガス代が約40億円するのです!!一度設置したらそれ以降はほぼ無料で電気を運んでくれる「太陽光や風力を作りたい」という方々がいるのに「いえいえうちは燃料を買う(貿易赤字)のが大好きなんです!!」と言わんばかりのこの行動・・・
せっかく一生懸命働いて作ったみんなの富がこのような馬鹿な制度ひとつで海外に垂れ流される。。。同時にその分のCO2も地球に排出される。。。
これを止める権限がないなら省庁や政治家の存在意義って一体何なんだろうと思わずにはいられません。。。