青森日帰り講演が終わりました!
今日は青森日帰り講演でした。しかしながら、10時40分頃の伊丹発の飛行機だった
こともあり、なんと娘を保育園に送っていくことができました。実はこれに一番
驚いています。
東京もフライトは70分くらいですが、青森も70分くらいで、飛行機なら青森も
東京も全くといっていいほど変わらないことがわかりました。
このように全国の地方都市に出張が可能なのは全国で羽田空港と
伊丹空港から1時間以内に住んでいる人にしか難しいと思います。
飛行機に乗ってから気がついたのは日本海上空を飛んで行くということでした。
直線で考えたら当たり前なのですが、日本の上空を飛んで行くものとばかり思っていました。
青森の上空から青森を見下ろすと、やたらと青い屋根ばかりが目立ちました。
何だろう?と思っていると、ほとんどが青い板金の瓦棒葺きの屋根であることがわかりました。
30年以上前の住宅は青か赤の板金しか選択肢がなかったとのことでした。
空港と講演会場の間しか見ていませんが、5日後にねぶたまつりを控えていることもあって
町はなんだかそわしわしている感じがしました。青森の方はこのまつりにものすごい思い入れが
あるそうです。
住宅の特徴もいろいろ見てみましたが、樹脂サッシ比率が他の地域に比べると非常に高いと思いました。
また、風除室が設置されている建物も多いです。新しい住宅は無落雪屋根という家の中央に水を
流すような形状がほとんどになっていました。
とはいえ、北海道のように地面からの高さが高いかというとそうでもありませんでした。一般の方には
あまり気づかない微妙な差ですが、我々本職の人間がみると、やはり地域性というものがよく見えておもしろい
ところです。
本題の講演ですが、東北から北陸にかけての地域はシャイな方が多いのか、同じ内容で
講演しても、リアクションが薄いのが特徴です。しかし、今回は違いました。ものすごく反応がありました。
これが青森の特徴なのかどうなのかはわかりませんが、ものすごく驚くとともに嬉しく感じました。
ということで、今青森空港にいます。今から伊丹に飛んで、神戸まで帰ります。
とても充実した1日でした。