子どもの頃から「宇宙の果てはどうなっているのか?」ということに
大きな興味がありました。
子どもながらに「宇宙の果てに何も無いならば、無という空間が
ある」とかそんなことも考えたりしました。
あれから25年程たったわけですが、当時はもちろん、物理を勉強
していた高校時代ですら、宇宙のことはほとんど解明されていませんでした。
ところが、最近では理論物理学、スーパーコンピューター、巨大望遠鏡、
ハッブル宇宙望遠鏡、はやぶさ等々さまざまな分野からの情報が増えた
ため相当にいろんなことがわかってきました。
そして、そうやってわかってきたことに対して、CGの技術が進んだことも
あって立体画像として極めてわかりやすい番組もでてきました。最近では
ディスカバリーチャンネルのホーキング博士の番組、そして意外かもしれませんが
俳優のモーガン・フリーマンが司会を務める番組は超面白いです。
ちなみに今から8/15日頃まではこの二人の番組が目白押しなので
ディスカバリー・チャンネルが見れる人は必見です。
http://japan.discovery.com/series/index.php?sid=899
最近の宇宙科学を突き詰めていくと、マクロの世界もミクロの世界も
ブラックホールも、過去も未来も、多次元世界も、パラレルワールドも
全部絡んできます。もはやこれらはSFの世界でもなんでもなく理論的には
あり得る世界観となってきています。
私は無神論者ですが、こういう究極の原理を突きつめて考えると
仏教でもキリスト教でも哲学でも辿りつくことのできなかった世界というものが
ありそうでそこも面白いところです。しかしながら、これらを本当にきれいに
するためには物理学の最高峰である大統一理論が完成しなければなりません。
私が生きている間にこの理論は確立されるのでしょうか?そして確立されたら
それを確立した人はアインシュタイン以上の名声を得ることになるんでしょう。