今日は昼から滋賀の方からわざわざお客様が来てくださいました。
お兄さんの家を設計しましたが、その弟さんご家族です。まったくありがたい
話です。
明日は、夜が遅くなるのが分かっているので今日は少し早めに帰りました。
で、今日会社に届いた新刊本、ユニクロ柳井会長の
「現実を視よ」を読んでしまいました。
普段からビジネス本を読み漁っている人にとっては特に目新しい
ことはないのですが、それでも読んでいて
「ほんと、そのとおり!!」と思えることばかりでした。
普段、ビジネス書を読まない人には内容が簡単な上、政治、経済、
世界の現実と幅広く網羅されているので読むと衝撃があるかと思います。
一番心に残った一言は
「人間の劣化の度合いは、挑戦の数の少なさに比例する」
というものでした。
他にも、年金未納問題、原発事故、等ありえない事件が起こっても
政治家、及び官僚は誰も責任を取らないのはおかしい。刑務所にいれるべき
事項というのも超納得でした。
政治は大嫌いといいながら橋下徹さんだけは例外的に「実行力がある」
として評価しています。
また、柳井さんは私の尊敬する孫正義さんのソフトバンクの執行役員でもあります。
その孫さんに自然エネルギーに目覚めさせたのは我らが飯田哲也さん。
ご承知のように橋下さんの環境面でのブレーンも飯田哲也さんです。
上にあげた人々のことを嫌う人が多いのは百も承知です。
しかしながら、旧来のしがらみでビジネスをしているのではなく
自分で切り開いて仕事をしている人の中で上記の人を嫌う人は
ほとんどいないのではないかと思います。(反原発の飯田さんを除いて)
柳井さんのこの本に書いてあることにはほとんど賛成です。
しかし、個人的にヒートテックは体に悪いと思っていますし、
ユニクロの新入社員が3年以内に離職率9割という話も聞いたことがあります。
これらのことはまったく評価できません。念のため・・・
必死で儲けようと頑張り続けるその姿勢は非常に重要ですが、ともすれば
そういう企業は行き過ぎるところもあります。私自身そういう会社で修行
したのでその実態はよくわかります。そういう会社に努めると短い期間で
大きく成長することができますが、3年くらいで体か心、もしくは両方が
ボロボロになります。
必死で頑張り続けながらも常識の範囲内の仕事量に抑える・・・。
このあたりのバランスをいつもさぐりながら日々過ごしているように思います。