最近バラエティ番組によくでていらっしゃるらしい
(ほとんど見ないので聞く限りの話)
長沼毅さんの著書に完全にハマっています。
実は以前紹介した4原色の色覚を持つ女性の話も
長沼さん情報でした。
今日で彼の本を1.5冊くらい読みましたが、ついでに
あと5冊ほど注文してしまいました。
生物界のインディージョーンズと呼ばれているようですが、
南極から深海まで本当に幅広く行かれています。
それだけならそこまで惹かれることはないのですが、なんせ
彼の話が深くて、広くておもしろい!
専門の生物学は当たり前ですが、読んでいると、数学、化学、哲学
物理学、天文学、哲学、情報工学、最先端工学・・・。ありとあらゆる
知識がポンポン出てくる。それをワンピースやポケモン、ターミネーターと
いった比喩なんかを使いながら、小学生でも分かるように説明しています。
この幅の広さとバイタリティは同じく尊敬してきた
銃・病原菌・鉄の著者であるジャレド・ダイアモンド博士に通じるものが
あります。
今日読んだ本の中で全く知らなかったことですぐに画像検索したのは
お父さんがライオンで、お母さんがトラの
ライガー、その逆のタイゴンなる混血が存在すること。
しかも、ライガーに関しては通常のライオンやトラが200~300kg
しかないのに対し、400~500kgもあるということ。
興味のある方はググって見て下さい。
これは子どもでも楽しめる内容でしたが、生物学の本を読んでいて
エントロピーやマルチバース、ムーアの法則といったことがポンポン出てきます。
ここ最近、未来予測系の本をたくさん読みましたが、シンクタンク等が書く
未来予測よりもこちらのほうがよほど近未来を的確に想像しているように思いました。
昨日の珪藻土の話でもそうですが、今更ながら高校時代に数学、化学、物理学、
地理、の基本知識だけでも総合的に学んだことが今頃になって自分の肥やしとなっている
ように思います。