イギリスの住宅と室温に関する統計調査結果である「HHSRS」の概要が説明された資料が公開されています。住宅実務者は当然のこと、一般の方も目を通されて損はないと思います。
http://www.kokumin-kaigi.jp/350.html
一番興味深かった1文が
「暖房運転に資金を回すことのできない貧困者が暖房に1ポンド費やすごとに、結果的に国民保険の0.42ポンドが節約可能」
というものです。
そういう貧困層は断熱性能が低い住宅に住んでいるでしょうから、断熱性能が高い住宅だと暖房につぎ込む費用のほうが国民保険にかかる費用を下回ると考えられます。
日本同様高齢化問題が差し迫る(でも日本よりはまし)ヨーロッパ諸国が断熱回収命令まで出すことの意味がよくわかります。
各種活動:一般社団法人 健康・省エネ住宅を推進する国民会議
消費者・労働者・メディア・企業・学術等の枠を超えた人材による常任幹事会による国民合意可能な情報収集、研究、ネットワーク化、計画策定等を行う。
KOKUMIN-KAIGI.JP