ドイツのワールドカップ優勝を見て思ったこと
今朝はこのワールドカップではじめて朝早く起きて見ました。
私はサッカーに関しては全くといっていいほど詳しくありません。
今まで見てきた試合といえば、日本代表に関する試合と
Jリーガーの従兄弟が出る試合くらいといえば分かってもらえるかと思います。
そんな私ですが、ドイツには5年ほど前から縁があって、この5年ほどの間に
延べ40日ほどではありますが、滞在しました。日本の次に長くいた事のある国
としてはダントツに長い国ということになります。
その間、ドイツの様々な住宅や、学校、施設を見、様々な人々と会い、話を伺ってきたました。
そういうことから推測して今回のドイツの優勝は優勝するべくして優勝したように見えてなりませんでした。
私がそう思うに至った理由は次のようなものです。
・一人ひとりが幼稚園くらいのころから、自分で選択し考えることを叩きこまれている
・小手先でごまかすのではなく原理原則的に正しいことを追求しようという姿勢がある
・短期的に見れば遠回りでも長期的に見てあるべき道があればそちらを選ぼうとする
・一人ひとりの責任感が強い
・全体最適を考えるのが得意
・立派なリーダーが育つ土壌がある
・地味ではあっても重要なことであれば、少しづつでも地道に改善し続けようとする
このようなことが、積み重なった結果が今回の優勝につながったのではないか・・・
私は真剣にそう思っています。
偶然かもしれませんが、今の日本人には欠けていると思われる資質が多いように
思います。全くもって独断と偏見ですが、こういったところを鍛えていかなければ
世界と戦っていくのは難しいと思います。それはサッカーだけではなく様々な分野に
当てはまるのかと思います。
話は戻りますが、日本があっけなく負けてから拍子抜けした感がありましたが、
ドイツが優勝したことで本当に気持ちよくワールドカップを見終えることができました。