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建築物の省エネ基準は強烈な改悪の方向に向かっているようです。

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建築物の省エネ基準が見直されるというのは最近いろんなところで
語られていますが、少しづつ全容が見えてきつつあります。
そんな中でわかってきたことが、住宅以外の建物に関しては
断熱に関する基準をなくすという超ウルトラ最大級のバカな
基準にしようとしているということです。(これでも言い足りない)
この馬鹿さ加減はいくら書いても書ききれないので知りたい方は
私の講演を聞きに来ていただければと思います。
原発比率の議論に関してはまだ、それぞれの立場なりの
「正義」というものが存在します。
しかし今回のこの方向性は「不勉強」か「特定の団体の圧力に負けた」
「長期的な莫大な悪影響を全く考えていない」としかいいようがありません。
なにをどう考えても正当性が一切ありません。0%、0点です・・・・。
しかも、この方向性を推し進めようとしているのは当の国交省ということで
逆に経産省はそれを諌めようとしているとのこと・・・・。
いったいどちらが建築の専門担当省庁なのか・・・・。
よく「政治家は無能でも官僚がしっかりしているから・・・」みたいな
論調が見受けられますが、これほど馬鹿げたことをするとは・・・。
官僚の方に対する評価がほぼゼロになってしまいました。
この基準が本当に実現すれば、今以上に建築実務者は断熱を甘く見るように
なり、設備ばかりに頼る比率が高くなります。結果として、冷暖房ガンガン、
温度差大、快適性は低い、健康にも悪く医療費も増大、断熱工事であれば建設業
という国内雇用に貢献するのに、設備は外国で作るので海外にお金が流れる・・・。
こんな未来が待っています。
サンデル教授の白熱教室のように答えがない議論ならわかりますが、
子どもが考えても分かるようなことに対して、不勉強や圧力などで正しい決断が
できないのであれば、それは民主主義でも先進国でもないように思います。
そんなことをするのであれば、官僚なんて辞めてしまえ!!と言いたいです。
どんな言い訳をしたとしてもこんなことをやろうとする人は3.11の原発事故を経験しても、
エネルギーの重要性が全く身にしみていないということかと思います。
ここ数年で一番あきれたお話でした。

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