世界のエネルギー消費の２０％が再生可能エネルギー、原発はたったの２．６％！！
今日の日経新聞の夕刊に出ていました。
題目は「再生エネ世界で１７％増」というものでした。たった１年で世界中で１７％も増えたそうで
また、この結果、世界の全エネルギー消費の約２０％が再生可能エネルギーによって生産されている
ことになっているとのことでした。（バイオマスを含む）
それに対して原発はたったの２．６％！！再生可能エネルギーの1/7程度でしかありません。
こういうことはずっと以前からISEP（環境エネルギー政策研究所）の飯田哲也さんが
言い続けて来たことでもあります。
しかも最も増えたのはあの「中国」です・・・
以下、米国、ブラジル、カナダ、ドイツの順だそうです。
中国でも再生可能エネルギーの新設容量が化石燃料や原子力の新設容量を
はじめて上回ったそうです。
この記事を見るまで、日本が中国に負けている工業製品は窓だけだと思っていましたが
再生可能エネルギーでも負けてしまったんですね・・・。非常に残念です。
今まで再生エネルギーを語っていると「何を夢物語を・・・もっと現実を見ろ！！」みたいな
見られ方をされるのが日本では一般的でした。
しかし、世界の今の現実はこの記事のとおりなのです・・・。
日本では原発を容認する人を「現実的、大人」的な目で見る傾向があり
反発する人を「空想的、無責任、子ども」的な目線で見る風潮があるように見えてなりません。
しかし、人それぞれがもつ印象はさておき、大事なのは現実です。
この現実は偏向報道が多い日本ではあまり大きくは取り扱われないように思います。
しかしながら、絶対に知っておかねばならない事実だと思います。
