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村上敦さんによるドイツの省エネ政策の詳細なレポートが公開されています。

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村上敦さんによるドイツの省エネ政策の詳細なレポートが公開されています。このレポートが凄いのは日本に適応した場合も検討されているところです。それともうひとつ、地域でお金、人、エネルギーを回すことの意味も書かれています。エネルギー関係者、地域の関係者は少なくとも必読の内容であるといえます。
http://www.club-vauban.net/…/2050%E5%B9%B4-%E6%97%A5%E6%9C…/
村上さんが
「多くの日本語での情報は、日本での原子力事故という背景が影響してか、「再生可能エネルギー発電の推進」の部門に限定され、かつ、妄信的な「ドイツ万歳」「ドイツを見習え」的な情報や、その反対に「ドイツ失敗」「ドイツのマネをするな」論的な情報がほとんどです。また、多くの情報は、一次情報源や原典を当たっているのではなく、何らかの日本語、あるいは英語の二次情報や主観的な意見、記事からつまみ食いした、いささか感情的な情報になってしまっているのも現状だと総括できるのではないでしょうか。」
と書かれていますが、まさにそのとおりだと思います。人の思考の垢にまみれていないこの情報には大きな価値があると思います。
一人でもたくさんの方に読んでいただければと思います。レポートの方はかなり難解ですが・・・
ドイツは毎年2.1%ずつ省エネしていこうとしていますが、日本みたいに単発で「クールビズ」しましょう!!みたいなことだと、毎年積み上げていくことができません・・・だからこそ、再エネの拡大、自動車のEV化、建物の高断熱化などのように毎年すこしづつ改善していける項目が非常に重要になってくるというのも、ものすごく腑に落ちるところです。
ドイツのエネルギー戦略から日本のエネルギーシフトの提案
2011年3月の東日本大震災・福島第一原子力発電所災害以降、日本でもドイツのエネルギーシフトへの注目が高まっていますが、本質や全体像を把握せず、断片的な情報で感情的に賛否が語られる…

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