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もはやプリウスは燃費だけの車ではない!!

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もはやプリウスは燃費だけの車ではない!!乗り心地
走りといった味の部分でも立派な車になっているようです!!
2,3日前に世界ではじめてメディア向けに新型プリウスの試乗会が開催されたようです。ということで自動車評論家や自動車関連メディアが一斉に試乗記をアップし始めました。(今日の時点でベストカーやカートップのような雑誌ですら、まだ掲載されていません。次号はこればかりになります)
興味津々で20~30人の試乗記に目を通しました。ほぼすべての試乗者が
「別次元の乗り心地、走り味、もはや燃費だけの車ではない!」という絶賛の評価です。そんな試乗記の中でも一番詳しく、好感が持てる試乗記が下記の試乗記でした。
http://www.webcg.net/articles/-/33606
以前にも何度か紹介したように、私は初代、二代目、三代目のすべてを所有してきました。(3代目だけは社有車として)しかも初代と2代目はそれぞれ10万キロ以上自分で運転したのでその進化の具合はデータと肌感覚の両方で知っています。
プリウスは燃費が良いだけではなく、室内もそれなりに広く、荷物も結構
乗せられました。しかしながら、乗り心地、騒音はお世辞にも良いとはいえませんでした。ましてや運転する楽しさという部分に関しては最低の車でした。それが理由でプリウス乗りを辞めてしまいましたが、プリウスの進化は
あるべき順序をたどっていると思います。まずは燃費をしっかり良くすることに専念し、そのあとで味の部分にもしっかりと改良を加えてきたという順序です。
私は世帯年収が750万くらいまでの家庭が幸福に暮らしていこうとするならば、この順序を守るべきだと考えています。これは個人的意見というよりも燃費計算と幸福学という学問を両方勉強すると自ずと行き着く結論です。
しかしながら、住宅の世界ではいまだ、初代プリウスのレベルまで行っている住宅すら少ないのが現状です。しかも、そこまで行っていないのに味ばかりを追求するほうに走っている例が大半です。(もちろん予算にほとんど関係がない部分の味に関しては最大限注力すべきです。)
年収に対して、燃費、維持費の高い車を買ってしまった家の家計がどうなるのかは誰もが知っている話です。平均的な家庭では住宅は自動車の3倍、一次エネルギーを消費します。単純換算するなら、平均的な家庭では光熱費がガソリン代の3倍かかっているということもできなくはないのです。
しかも、車のように平均11年で買い換えたり、その都度大幅に燃費が良くなることもありません。さらにいうと、車の中で過ごす時間は大半の方が1日1時間以内ではないでしょうか?ひるがえって、住宅は最低でも8時間以上はいるでしょう・・・
これだけの事実があるからこそ、国民のことをきちんと考えている国では厳しい断熱基準(燃費基準)が設けられているわけです。

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