中古車の査定でも「設備」は評価の対象にならない・・・
社用車のプリウスの走行距離が24万キロになり、いろいろガタも
来ているようなので、現行型のプリウスの中古車を見つけて契約してきました。
4万キロ台で最も効果なナビ、バックモニター、衝突防止ソナーまでついて
ワンオーナー、状態も非常に良いにも関わらず激安だったので即決でした
ここで住宅の世界と全く同じだと感じたことは、中古の査定において評価の対象
となるのは車自体であるということ、いくら高価なこれらの設備がついているからと
いって価格評価の対象には全くなっていません。これはエネファームや蓄電池といった
設備中心ののスマートハウスの設備の価値が将来なくなってしまうことと全くイコールです。
このあたりの話はエネパス協会の今泉さんがよくされていますが、今日改めてそれを強く
感じた次第です。
今のプリウス・・・本当によく頑張ってくれました。燃費が良いだけでなく、全くもってといって
いいくらい壊れません。そして交換部品も非常に安いです。荷物もたくさん乗ります。
税金等ガソリン以外の諸費用も激安です。この車のおかげでいくら得をし、節約できたか
と考えると、これまた中古車で購入した金額分くらいは十分得させてもらったと思われます。
しかも・・・
プリウスは他の車とは違い、30万キロ以上乗っていても最低でも15万円以上、うまく行けば
20万程度で買い取ってもらうことができます。それだけ乗っていても現在ではスリランカやミャンマー
に流れていくそうです。どこまでも得をさせてくれる車です。
しかし・・・
この車、乗れば乗るほど運転が嫌いになっていきます・・・。
私は合理的な性格ですが、あまりにも運転が面白くないということに耐えられなくなって
合理性を捨てることが分かっていながらこの車を卒業しました・・・
プリウスのような燃費でありながら、住んでいて味わい深い家・・・
車は自分で作ることができないので、ある中から選ぶしかありませんが、
住宅なら自分が好きな様に作ることができます。私が設計する家は
いつもそれを目標に作っています。