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室温28℃絶対湿度13gの今日このごろ?

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昨日のことですが、机に置いてある温湿度計を見ていると室温が28から29度の間をうろうろし、
絶対湿度は13gとなっていました。
多くの方が昨日をもって今年はじめて「夏」を感じたのではないかと思います。
それもそのはずです。よく言われるところの冷房設定温度は日本では28度ですし、
絶対湿度は12gもしくは13gを超えてくると蒸し暑い感じがしてきます。
絶対湿度というのは馴染みが無いと思いますが、実際に快適性やウイルスの
感染のしやすさには大きく関係する指標です。真冬であれば絶対湿度は
5g前後をうろうろしています。この時期に室温を20度に保ちながら加湿器で
それなりに加湿しても9gを超えることはまずないと思います。
それが今は普通に13gです。これが最も蒸し暑い時期になると20gを超えます。
どおりで「蒸し」暑いわけです。
関東以西のⅣ地域ではこの「蒸し」暑さとも対峙しなければなりません。
冬も温かいとはいえ十分に寒いですし、その上蒸し暑さとも戦わなければ
ならない・・・。これがⅣ地域で家を設計するに当たって最も難しいポイントと
言えるでしょう。

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