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ガス衣類乾燥機の乾太くん

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8月18日
いつも絶賛してやまないガス衣類乾燥機の乾太くん
https://rinnai.jp/products/sanitary/laundry_dryer/
1日一回60円でほとんどの家族がOK
50分で天日干し以上に乾燥
設置したお施主様からは「家事が30分減りました!!」
との声をいただきます。
ということで共働きのお施主様、そして高温でダニも完全除去できるのでアトピーやダニアレルギーの方にも推奨しています。
これを入れるためだけにガスを入れる家が多いのが当社の特徴でもありますが、やはり「電気だけにまとめたい」という方が多いのも現実。
そこで、電気の乾燥機でいいのがないかと思って調べてみました。
東芝やパナでありますが、国産品はどれも100Vで最高でも消費電力は1300W(1.3kW)ヒートポンプは使っていないので乾燥能力も1.3kWでしかありません。
比較するに当たり、乾太くんも調べてみるとなんと強だと5.2kWとこたつ7台分、6畳用エアコンがフルパワーで動いた状況に近い強烈な乾燥能力でした。
200Vの機種は海外製品にしかありませんでした。
GE,AEG、ミーレ等調べてはみましたが洗濯機兼用品しか見当たりませんでした。
しかも乾燥能力はせいぜい2200W。。。
国産品から比べると倍近いパワーですが、乾太くんの弱運転が2.35kWなのでそこにも及びません。
これを同じ時間使うと乾燥能力は4割なのに乾燥にかかるコストは同じ(要するに生乾き)。
完全に乾かそうとするとほぼ2時間かかるのでコストはほぼ2倍かかることが分かりました。
ということで計算しても改めてガスの乾太くんしかありえないと思いました。
念のため追加ですが浴室乾燥機カワックはそれ以上に論外です。
専用の衣類乾燥機は庫内がせいぜい50cm四方くらいなのに対しユニットバスの容積は軽くその10倍はあります。
それを温めて乾かそうなんて愚の骨頂です。
庫内が大きいオーブンレンジで食パンを焼いたことがある人なら小さなトースターの3倍くらい時間がかかることから考えてもよく分かるかと思います。
日本ではいろんな電化製品が過剰機能ばかりですが、暖かさや涼しさをはじめ乾太くんのように非常に基本的なところがしっかり安くできている商品が意外に少なかったりします。
電気でやるなら6帖用エアコンの室外機を転用するタイプのヒートポンプ型の衣類乾燥機がベストです。
東芝かパナみたいに元から衣類乾燥機の原型を持ってて、室外機も持ってる会社なら新規投資がほとんどなしで簡単に実現できそうに思うのですが
どうなんでしょうね。。。

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