今日は朝からこってりプランニングに集中した1日でした。
施主様が住宅メーカーに作ってもらった配置図と1階平面図を見ていたのですが
考え始めてすぐに違和感を覚えました。
配置図に基づいて敷地の図面を作成してそこに壁芯を書いていこうとすると
1階平面図に書いてあるほどの敷地の広さが全く感じられない。
おかしいと思い、両図面を照らし合わせると、それぞれ南北の長さが
5mも異なっています。
配置図の方が短いのですがそちらには、計測したあとの寸法が入っています。
ところが実際に計画建物が書かれている1階平面図の中の敷地は5m大きいのです。
配置図の方が大きいとするとこの建物はそもそも敷地に入りません。
これで契約までいこうとしていたので更に驚きです。このまま契約し、
敷地に入らないことが発覚したらどうするつもりだったんでしょう?
通常、寸法が書いてある図面と書いてない図面がある場合
寸法が入っている方を信用するのがセオリーです。
しかしながら、改めてグーグルアースにて航空写真を見てみると
どうやら、1階平面図の敷地の方が現状に近いように見えるのです。
ますます訳が分からない・・・。
このメーカー誰もが知っている超大手メーカーです。
設計力が低いことは昔から重々承知していましたが、
ここまでレベルの低い間違いは初めてみました。