日経ホームビルダーに方位やC値を変えた場合の省エネ比較データが掲載されました
今日は朝から久々に滋賀のエコ村に行きました。I邸に竣工検査だったんですが
床下エアコンの効果で、朝9時に到着したんですが、8時に切って無暖房でしたが
1,2階とも20℃でポカポカでした。10時半くらいまでいましたが、その温度環境は
ずっと持続していました。他にも、K邸と別のI邸を現場確認してからエコ村を
後にしました。
そこから草津に移動、草津まで来ていた、サッシ会社のT社長とともに昼食。
そのあと、電車内で図面チェックしながら帰って来ました。
事務所に帰ると、日経ホームビルダーの最新号(2013年1月号)が届いて
いました。開いてみると、先日PHJの夏見さんと共同執筆した記事が
P36,37の見開き1ページで掲載されていました。
今回の記事は
「デザインと設備、省エネ効果の軍配は?」
というものですが、基準仕様をベースにして、方位や、C値、庇の有無、給湯器の
変更、エアコンCOPの変更、窓性能の変更等、12パターンにおいて
暖房負荷、冷房負荷
(給湯、暖房、冷房、)それぞれの一次エネルギー、太陽光の発電量等の
変化をマトリックスで表しています。12行×10列ほどの結構なマトリックスですが、
今まで誰も見たことがない結果になっていると思います。
この表を見れば、例えば、同じ建物を真西に向けた場合、一次エネルギー的に
給湯器を変更した場合とどちらが効果が大きいのか?といったことまで一目瞭然です。
手前味噌ではありますが、設備一辺倒で、設計による省エネは定量化がほとんど
されていない中で、この表の結果は非常に大きな意味があると思っています。
また、私どもの他にも、南雄三さんや、オーブルデザインの浅間さんの記事なども
多く、非常に中身の濃い号となっています。個人的には今年一番充実した内容の号
だったと思います。
できるだけたくさんの方に見ていただければと思います。