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建もの燃費ナビが大きく進化します。

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今現在の最新バージョンは4.00eですが、次のバージョンの
β版が開発関係者には回ってきています。
発売当初は、遅れに遅れた発売日に間に合わせたため、細かな不具合が
いろいろとありました。そこから1ヶ月くらいで、そういうことはほぼ
なおりましたが、そこから先今までの間は、より日本の実情に合うように、
より実測結果と近くなるようにということを心がけて改善を行って来ました。
また、自立循環型住宅や事業主基準といった国の指標となっている基準
で大元になっている120.07㎡のモデルプランを実際に入力し、
その結果との照らし合わせも行って来ました。
事業主基準の一次エネルギー計算では方位、庇の影響、隣家の影響
窓の配置、大きさ、平面形状、断面形状、容積といった、いわゆる
パッシブデザインと言われるところはすべて無視します。その結果出てくる
ものはほとんどが機器の省エネ性と断熱性能の影響くらいしかわかりません。
今までの微調整の結果、またより深い検証を行なってきた結果、精度は
どんどんあがり、ようやく85点くらいつけてもいいと思えるところまで
きました。
また、今までバージョンアップのたびに過去に入力したデータを再度
入力し直さなければならないという決定的な使いにくさがあったんですが
それも解消されます。今までのバージョンアップの中で最も画期的な
進歩だと我々関係者は考えています。(地味ではありますが・・・)
もうちょっと派手な進化はその次の機会に行いますが、それはまたそのときにお伝え
しようと思います。
このバージョンアップを機会に、建もの燃費ナビは次の普及段階に入ります。
大幅に利用者が増えるようにするための方法を2つ考えています。
8月中にはお披露目できるよう頑張っております。乞うご期待!

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