ドイツ旅行中に超大手サッシメーカーのエンジニアの方とご一緒している中で
非常に興味深い話を聞きました。
それがシャッターによる熱貫流率の劇的向上です。
普通シャッターといえば、スチールもしくはアルミでできています。
気密性もたいしたことはないので、私の思い込みで「せいぜい
風がふいているときに外側表面熱伝達率がましになる程度」
と思っていました。
ところが、彼らが言うには全く違うそうです。
空気層ができることにより、閉めているときはU値が2.3程度のサッシの
場合1.5とか1.6くらいまで向上するとのこと!
しかもシャッターだけならいざしらず、網戸ですら、ないよりはあったほうが
熱貫流率は向上するとのこと。表面の空気が動きにくくなるということは
そこまでに効果があるのかと思い知らされました。
彼らもそれをカタログ等に書きたいらしいのですが、閉めない人もいるし、
閉めるとしても夜だけということで、熱貫流率の向上分は役所から表示を
認められないそうです。
そこで提案しました。カタログに豆知識として書くだけでも効果はあると思いますよ
と・・・。知っている人は知っていたのかもしれませんが、これほど大きな話を
全く知らなかったというのは、不覚でした・・・。
ということで、皆さん、日が落ちたら早めにシャッターは閉めましょう!
ところで、このブログを読んでいる皆さんはこの事実を知ってましたでしょうか?