住宅に関する電磁波のことが知りたいならこの本1冊でOK!
普段日常生活する中で特に女性の方は電磁波を気にされる方が多いと思います。
特にパソコンを1日中触っている方なんかは電磁波エプロンをしていたりする方も
よく見かけます。
しかしながらほとんどの電磁波エプロンがほとんど効果がないか、最悪の場合増幅
していることさえあることを知っている人は少ないと思います。
また、下記のことを正確に知っている人がどれだけいるでしょう?
・電磁波とは電場と磁場が合わさった言葉である。
・平成17年以降のIHに関してはほぼ全メーカー電磁波の量が大幅に減った。
・携帯の電磁波(高周波)ばかりが気にされるが、それよりも宅内配線からでる
低周波のほうがはるかに悪影響がある。
・交流からは電磁波は出るが、直流からはでない。
・磁場はスイッチをオフにすれば影響がなくなるが、電場はスイッチをオフにしても出続けている。
・パソコンや電気毛布のように触れ続けるものからの電磁波の影響は特に大きい。触れていなくても
距離が近いほど影響は大きい。
・ノートパソコンをバッテリーで使っているときは電磁波は発生していない。
・現在の住宅の宅内配線の総延長は1km近くにも及ぶ。
・日本の宅内電磁波は世界一多い。(理由は本を読んでください)
・トリフィールドメーターのような安価な電磁波測定器では自分自身の電気が影響してしまうため
正確な電磁波の測定はできない。
・特に寝室においては電磁波に対する対策が最も重要となる。
・電磁波対策(電場対策)は住宅において可能である。
・なんだか体調が悪いが何をやっても治らない場合、最後に電磁波環境を是正すると治る方がいる。
これらのことを書いてあったり、教えてくださったのが
レジナの土田さんです。おそらく住宅と電磁波の関係については日本で一番詳しい方だと思います。
http://www.regina-life.com/
ちなみに先週東京で久々にお会いして食事に連れて行っていただきました。
温熱環境とは関係ありませんが、人間にとって理想的な室内環境を作りたいと考えることに関しては
全く同じ方向性を向いています。
ちなみに土田さんは日本バウビオロギー研究会の理事もされています。
バウビオロギーとはドイツの学問で建築生態学と訳されるもので、建築と人間の健康の関係を扱う
学問で、熱環境はもちろんのこと、電磁波環境まで含まれます。やはりドイツはこういうことでも進んでいます。
話が長くなりましたが、本の紹介です。かなり前にも本を出されていたのですが、あまりにも内容を
簡略化しすぎていたため、少々物足りないところがありました。そこから何年も実績を積まれ、非常に
中身も濃くなって出てきたのが今日紹介する本です。
アース革命
http://www.amazon.co.jp/%E3%82%A2%E3%83%BC%E3%82%B9%E9%9D%A9%E5%91%BD%E2%80%95%E5%BF%AB%E9%81%A9%E3%81%AB%E6%9A%AE%E3%82%89%E3%81%99%E3%81%9F%E3%82%81%E3%81%AE%E5%AE%B6%E5%BA%AD%E3%81%AE%E9%9B%BB%E6%B0%97%E3%81%AE%E3%81%AF%E3%81%AA%E3%81%97-%E5%9C%9F%E7%94%B0-%E7%9B%B4%E6%A8%B9/dp/4990189981/ref=sr_1_1?ie=UTF8&qid=1328527338&sr=8-1
住宅実務関係者はもちろんのこと、これから住宅を買おうとする方、化学物質に対して敏感な方
アトピー等が気になる方、1日中パソコンを触る方などは読んでおいて損はないと思います。