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コロナウイルスよりヒートショックの方が数百倍死んでいる現実

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今日は東北芸術工科大学で竹内先生と星先生と一緒に講演させていただきました

星先生は医師免許を持つ元厚生労働省の職員ということで、義務教育で使われる保険の教科書も執筆された先生です。

いつも強烈な内容が多い星先生の講演ですが、今日はコロナウイルスについても語られていました。今日現在でコロナウイルスによる日本人国内死亡者は2名だと思います。しかしヒートショックで同様に日本国内で亡くなられている日本人は年に1万9000人と言われています。星先生の計算によると冬場1日あたりだと150人だそうです。題名の数百倍というのは大げさに見えますがこのように比較するとむしろかなり控えめな数字であることが分かります。

同様にインフルエンザで亡くなる方は年に1万人だそうです。これもコロナウイルスとは異なり毎年発生します。数は圧倒的にインフルエンザの方が多いですが致死率に関してはコロナウイルスが2%であるのに対し、インフルエンザは0,1%とこれに関してのみコロナウイルスのほうが恐ろしいと言えるかもしれません。

少し前にfactfulnessという本が流行りました。これはデータを正確に見ること無く思い込みでものごとを捉えることが多い人間の習性を見事に暴き出した本でした。私はテレビのニュースは見ませんが、今のコロナウイルスの報道は明らかにバランスを欠いていると思います。もちろん物資が止まることに対するニュースに関してはよく分かるのですが。。。

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