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熱環境で凄い本を見つけてしまいました!

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熱環境で凄い本を見つけてしまいました!
今週は竣工検査2件、来週はその引渡しが2件とイベントが続きます。
最近、改めて熱環境をより深く勉強していると、ネット上にものすごく詳しい
熱環境の本の24章がまるまるアップされていました。
http://www.google.co.jp/url?sa=t&rct=j&q=&esrc=s&source=web&cd=5&ved=0CFYQFjAE&url=http%3A%2F%2Fsetukiso.googlecode.com%2Fsvn%2Ftrunk%2FCD%25E5%2586%2585%25E5%25AE%25B9%2F%25E7%25AB%25A0%25E5%2588%25A5%2F24%25E7%25AB%25A0.pdf&ei=LSVgUcrLFKipiAfQwIGQBA&usg=AFQjCNEDT2O8SpWvDTxSvtjXI7y23d7sTg&sig2=g5ocpk_LRXCPwryy0QzE2w&bvm=bv.44770516,d.aGc&cad=rja
ほとんどヒントがなかったんですが、柱脚に木村建一さんという名前が何度か出てきたのでその名前で
調べてみるとすぐに解りました。早稲田大学の元教授で、MITにもいたことのある先生でした。
しかも94年から96年までは空気調和・衛生工学会の会長まで努められた方でした。
その頃私は大学生でしたが、学会の会長なんてものに興味もなく恥ずかしながら今まで知りませんでした。
ほんとに不勉強でした。
で、その本の正体ですが「建築設備基礎理論演習」といいます。
ありとあらゆるパターンにおいて、どのように計算するのかという実例がこれでもかというほど
載せられています。初版は1970年発行、最終版は12版までいったようですが、今は絶版で
中古でしか入手不可能です。私は幸いにもアマゾンに4冊ほど残っていたうちで一番新しかった
1994年の11版を購入することができました。
東大の前先生が講演時に「熱環境の世界は40年前からなにも変わっていない。」と言われていた
意味がこの本を読んでものすごくよくわかりました。40年も前からここまで解明されていたのかと
いうくらいものすごくよく分かります。熱環境で頑張っている実務者でも中級者から上級者と自認する
方にとってはバイブルとなりうる一冊です。
私がここで紹介することで4冊ほどしかないアマゾンの在庫はすぐになくなってしまうと
思います。初心者向けではありませんが、中上級者の方はぜひ早めに購入してその手にとって
見ていただければと思います。

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